住む人のニーズに重点を置き、徹底した差別化と付加価値を図ることができるのが新築物件です。
入居者様満足度の高い、居ごこちの良い商品づくりを行います。
所有者が自ら住まう住宅は、一家族が何度も内見し満足感を持って購入、入居します。
ところが収益不動産は保有をする限り不特定多数の入居者様が何度も入れ替わり、その都度空室の心配をすることになります。
私たちは「売っておしまい」にはできないのです。
「入居者様で常に満室にしたい」、「空室期間を少しでも短くしたい」、「末永く空室を出さずに安定した不動産収益を上げていきたい」というオーナー様の想いに応えていける「ものづくり」をしなければなりません。
そこで私たちが提案したいことは「徹底した入居者様目線の建物、部屋づくり」です。
ニーズやリサーチといったマーケティングに基づくビジネスが多く行われている昨今、賃貸業界においては実に多くの建物が、未だに予算や戸数を多く入れることを考えてつくられています。そうして誕生する建物やお部屋は画一的で、そもそも住まい手にとっては、「新しいだけの価値」しか提供できていないのです。次々に新しい建物が竣工する中で、その建物がいかに新しいものであっても「数年経てばどこにでもある、少し古い家」になってしまいます。
私たちは、創業以来徹底した信念で、住まう方へのリサーチを実施。「貸す部屋を提供できれば良い」とオーナー目線では考えがちなアパートですが、そこには様々な生活への夢があります。ありふれた部屋ならいくらでもある。入居者様が求めているのは、いまの時代「どのようなライフスタイルにこだわり、それが実現できそうな部屋は、私に合わせてユニークであってほしい」という住まいの贅沢なのです。
私たちは土地取得、設計、施工、賃貸管理と新築収益不動産に関わるすべての事業を一貫して行います。すべての事業を行うということは、単に「なんでもやります」ということではありません。建物を完全に把握しているからこそ、最適なメンテナンスが提案でき、つくった主体であるからこそ、大切にお部屋を使ってくださる入居者様選びにも、心を砕きます。入居者様にアンケートを取り、満足度やご意見を伺う。それが新しいサービスとなる。買主様へ安心と信頼を提供するための最適な規模、サービスの密度を考えたビジネスの仕組みなのです。
新築住宅数の増加を超すスピードで増える空き家
総務省統計局（平成25年）の発表では、５年前に比べて新築住宅の増加率は5.3%であるのに対し、空き屋の増加率は8.3%、全住宅に占める割合は実に13.5%、過去最高になったそうです。
人口が減ることは明らかだし、空き屋が増えることもわかっている – それでも建設・建築業界は次々に建物を壊しては作り続ける。果たしてこのままで良いのでしょうか。
空き家数及び空き家率の推移
（昭和38年〜平成30年）
